介護職員等処遇改善加算算定に係る「見える化要件」について(令和7年度)
令和6(2024)年6月の介護報酬改定において今までの加算が一本化され「介護職員等処遇改善加算」が創設されました。令和7年度の各事業所の処遇改善加算取得状況及び各事業所の介護職員等処遇改善加算加算要件の当法人の取り組みについて下記の通り公表いたします。(令和7年4月内容更新)
介護職員等処遇改善加算
【加算Ⅰ】
・千年定期巡回随時対応型訪問介護看護
・千年小規模多機能型居宅介護事業所
・千年デイサービスセンター
・定期巡回随時対応型訪問介護看護あいら
・デイサービスセンターあいら
・デイサービスセンターたにやま
【加算Ⅱ】
・デイサービスセンター千年の杜
〜取り組み内容2025年度〜
【入職促進に向けた取組】
・他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築
・職業体験の受入れや地域行事への参加や主催等による職業魅力度向上の取組の実施
【資質の向上やキャリアアップに向けた支援】
・働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対するユニットリーダー研修、ファーストステップ研修。喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等
・エルダー・メンター(仕事やメンタル面のサポート等をする担当者)制度等導入
【両立支援・多様な働き方の推進】
・子育てや家族等の介護等と仕事の両立を目指す者のための休業制度等の充実、事業所内託児施設の整備
・職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備
【腰痛を含む心身の健康管理】
・短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業員のための休憩室の設置等健康管理対策の実施
・介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の修得支援、職員に対する腰痛対策の研修、管理者に対する雇用管理改善の研修等の実施
【生産性向上のための業務改善の取組】
・現場の課題の見える化(課題の抽出、課題の構造化、業務時間調査の実施等)を実施している
・介護ロボット(見守り支援、移乗支援、移動支援、排泄支援、入浴支援、介護業務支援等)又はインカム等の職員間の連絡調整の迅速化に資するICT機器(ビジネスチャットツール含む)の導入
・業務内容の明確化と役割分担を行い、介護職員がケアに集中できる環境を整備。特に、間接業務(食事等の準備や片付け、清掃、ベッドメイク、ゴミ捨て等)がある場合は、いわゆる介護助手等の活用や外注等で担うなど、役割の見直しやシフトの組み換え等を行う
【やりがい・働きがいの醸成】
・ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善
・地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上に資する、地域の児童・生徒や住民との交流の実施